我が家には2匹のトイプードルがいます。
- ノエル(オス♂)1歳5か月 ⇒ 5キロ超のデカプー男子!
- クロエ(メス♀)10か月 ⇒ 3キロ標準サイズの女の子
いつも2匹で仲良く取っ組み合いのケンカ?をして楽しく遊んでいます(笑)
そんな中、最近ノエルの行動に、ちょっと気になるところがでてきました。
- 普段、あまり外に行きたがらないのに、外が気になる様子
- クロエと遊んでいると、すぐにヒートアップしてしまう
- クロエのお尻のニオイをクンクン嗅ぎたがる
などなど。
もしかして、「発情期?」なんて考えたりもしています。
ということで、今回は、「犬の発情期」を、オスとメスそれぞれについてご紹介していきます。
この記事を読めばわかること
- メスの発情期は?
- オスの発情期は?
- メスの発情期に見られる行動の変化は?
- オスの発情期に見られる行動の変化は?
- 犬の発情期の注意点は?
犬を飼い始めて、愛犬が初めて発情期を迎える方などは、きっと発情期についてわからないことも多いのではないでしょうか?
愛犬が発情期を迎えて慌ててしまうこともあるかもしれません。そんな時のためにも、発情期についてある程度の知識を持っておくことも大切です。
ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
では始めましょう!
Contents
犬には発情期があります!
みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、犬には
「発情期」
という、ちょっと大変な時期があります。
発情期とは、犬が「繁殖」するために必要な時期です。
犬が発情期を迎えると、「からだ」だけではなく、「行動」にもさまざまな変化がみられるようになります。あなたも、愛犬がいつ発情期を迎えるのか、気になっているかもしれませんね。愛犬が発情期を迎えてから慌てないためにも、発情期についての簡単な知識を持っておくことが大切です。
この記事では、犬の発情期にはどんな変化が起こるのか、そして、犬の発情期で注意たいことについて、オスとメス別でご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
犬の発情期に見られる変化とは?「メス♀の発情期について」
メスが発情期を迎える時期というのは、個体差があります。小型犬では、おおよそ生まれてから6か月から7か月くらいで「初めての発情期」が始まります。大型犬では、初めての発情期が始まるのがちょっと遅く、1歳以降になることもあります。
そして、発情期は1回だけではなく、周期的にやってきます。一般的には、発情期の周期は、半年から8か月周期といわれていまが、年に3回発情する犬もいれば、年に1回しか発情しない犬もいます。
メス犬の1回の発情期には「発情前期」「発情期」「発情後期」の3つの期間があり、その後に「無発情期」があり、それぞれの期間が周期的にやってきます。
発情前期
期間
約3~27日間
からだの変化
陰部が赤く腫れ、「発情出血」と呼ばれる出血が見られます。この時期のメス犬は「フェロモン」を出してオス犬を引き寄せるのですが、まだオス犬を受け入れるからだの準備はできていません。
発情期
期間
約5~20日間
からだの変化
陰部が腫れた状態が続きます。オス犬を受け入れるからだの準備ができた期間です。そして、発情期から約3日で排卵します。
妊娠を望まない場合は、特に注意が必要な期間です!
発情後期
期間
約2ヶ月間
からだの変化
妊娠していると約2ヶ月後に出産します。
妊娠していない場合、多くの犬は偽妊娠を起こします。妊娠していないのに乳腺が発達したり、乳汁が出ることがあります。
無発情期
期間
約4~8ヶ月
からだの変化
心身共に落ち着いた状態になります。そして、子どもを産むための機能は休止した状態になります。
犬の発情期に見られる変化とは?「オス♂の発情期について」
オス犬の場合、実は「発情期」と呼ばれる時期はありません。
明確な発情期はないのですが、発情期を迎えたメス犬のフェロモンに反応して、繁殖行動を起こします。
つまり、近くに発情期を迎えたメス犬がいる場合に問題行動が多くなったりして、注意が必要になるのです。
我が家の場合でいうと、ノエルの問題行動の原因は、クロエがもうすぐ発情期を迎えることが原因の可能性があります。クロエが出す「フェロモン」にノエルが反応して問題行動が増えているのかもしれませんね。
ではここからは、発情期に見られる犬の行動の変化をご紹介していきます。
犬の発情期に見られる行動の変化は?
メス♀犬の行動の変化
- 落ち着きがなくなる
- 周りを気にする
- 食欲が落ちる
- お尻(陰部)を気にして舐める
- オシッコの回数が増える
- オス♂犬に近づきたがる
オス♂犬の行動の変化
- すぐに興奮する
- ストレスが溜まった様子
- 無駄吠えが増える
- 落ち着きがなくなる
- メス♀犬に近づきたがる
犬の発情期における注意点は?
犬が発情期(特にメス♀犬の場合)を迎えると「からだ」も「行動」も変化します。つまり、飼い主であるあなたは、愛犬の様子を常に確認してあげて、問題行動に対して、何らかの対策をとる必要があるのです。
ここでは、発情期の犬における注意点をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
妊娠を防ぐ!
発情期で何よりもなことが、「望まない妊娠を防ぐ」ということです。
犬という動物は、発情期に交尾をすると非常に高い確率で妊娠してしまいます。あなたの愛犬がメス犬ならば、発情期を迎えた時はオス犬に近づけないように注意してください。
外出時は注意しましょう!
前述してきたように、発情期を迎えたメス犬は「フェロモン」を発していますので、愛犬と外出する際は特に注意するようにしましょう。
メス犬の発するフェロモンは、オス犬を刺激してしまうので、ストレスや望まないトラブルの原因になってしまう可能性もあります。
発情期のメス犬は、できるだけドッグランやドッグカフェに行かないようにする、散歩の時間帯を選ぶなどの工夫が必要になります。
お部屋を汚さない工夫を!
メス犬は発情期になると「発情出血」が見られますので、お部屋の中を汚してしまいます。この時期は、マナーパンツを使ったりするなど、お部屋を汚さない工夫が必要になります。
体調の変化をチェックしましょう!
メス犬が発情期を迎えると、食欲が落ちたり、外陰部の腫れやストレスなどからさまざまなからだの不調が起こる可能性もあります。気になるときはかかりつけの動物病院に相談するようにしましょう。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、気になる犬の発情期についてご紹介してきました。
前述してきたように、愛犬が発情期を迎えた場合にはさまざまな工夫が必要になり、大変なイメージを持たれたかもしれませんね。
しかし、犬にとって「発情期」は子孫を残すために大切な時期でもあります。時には愛犬の様子に戸惑うこともあるかもしれませんが、温かい目で見守ってあげることも大切です。
もし、あなたが「愛犬の子ども」を望まないのであれば、早めに避妊や去勢を検討してみても良いかもしれませんね。
↓↓↓ あなたにオススメの記事はコチラ ↓↓↓
犬の予防接種は毎年するの?ワクチンの気になる種類と料金を知って愛犬を病気から守りましょう!
愛犬のかかりつけ医を持つメリットは?信頼できる動物病院を見つけましょう!