いつも元気な愛犬。でも、愛犬との「お別れの時」はいつか必ずやってきます。
大好きな愛犬が亡くなってしまったら・・・
今は元気な愛犬を見ていると、そんなことは想像できないかもしれませんが、いつか必ず「お別れの時」がやってきます。犬の寿命というのは、長くても15年程度です。あなたよりもはるかに短いため、あなたが愛犬の最後を見送ることになることがほとんどではないでしょうか?
愛犬との別れというのは、とっても悲しいものです。いざその時が来てしまったら悲しくて悲しくて何もする気が起きないかもしれません。しかし、悲しんでばかりはいられないのが現実です。最後まで愛犬に愛情を注いであげて、しっかりと見送ってあげることが、最後のあなたの役割なんです。
ということで、今回は、愛犬の最後の時に困らないために、
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介します!
と題して、犬が亡くなったときの「手続き」や「やること」についてご紹介していきます。
愛犬との別れの時はいつか必ずやってきます。その時の心の準備のためにも、ぜひ目をそらさずに、この記事を最後まで読んで、あなたの心に留めておいてください。
では始めましょう。
Contents
- 1 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「死後硬直が始まる前にまぶたや口を閉じる」
- 2 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「体を清める」
- 3 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「箱にからだを安置する」
- 4 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「からだを冷やす」
- 5 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「写真を飾ったりお供えをした祭壇を作る」
- 6 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「最後のお見送りをする」
- 7 愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「届け出」
- 8 さいごに
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「死後硬直が始まる前にまぶたや口を閉じる」
犬が亡くなると、約2時間ほどで死後硬直が始まります。体がかたまってしまうと、まふたや口を閉じることができなくなってしまいますので、死後硬直が始まる前に、まぶたや口を優しく閉じてあげましょう。
棺に入れてあげることも考えて、前足と後ろ足を軽く曲げてあげることも大切です。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「体を清める」
愛犬のからだをペットシートやビニールシートなどの上にそっと寝かせてあげましょう。
そして、汚れたからだをタオルなどできれいに拭いてあげます。その後、ブラシを使って毛並みをきれいに整えてあげましょう。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「箱にからだを安置する」
愛犬のからだの大きさに合った丈夫な箱(段ボールなど)を準備します。箱のなかにタオルや布などを敷いて、やさしく寝かせてあげましょう。
愛犬の口や鼻・肛門からは、時間が経ってくると液体が出てくることもありますので、箱から染み出さないように、ビニールシートなどを敷いておくことをおすすめします。液体でよごれてしまったからだは優しくふき取ってあげてください。できることなら、脱脂綿などを詰めておいてあげましょう。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「からだを冷やす」
愛犬を安置する場所は、腐敗を防ぐためにも直射日光が当たらない、風通しの良い涼しい場所を選んでください。低めの温度を設定したエアコンを使う事もおすすめです。
そして、状態を保存するためにも、保冷剤や氷などでからだを冷やしてあげてください。おすすめの冷やし方は、保冷剤や氷を袋にいれてタオルで包みます。そして、頭やお腹周りにおいてあげます。からだ全体をタオルなどでくるんであげると、保冷効果を持続することができます。保冷剤や氷が直接からだについてしまうと、水分がついて状態が悪くなってしまいますので注意してくださいね。
また、ドライアイスを使う時は、取り扱いや換気に注意しましょう。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「写真を飾ったりお供えをした祭壇を作る」
愛犬のからだの状態を保存できたら、愛犬の写真を準備したり、お花や大好きなおやつをお供えしたりして、簡単な祭壇を作ってあげましょう。また、花で箱の中を飾ってあげたり、大好きなおもちゃを一緒に入れてあげたりしてあげるときっと愛犬も喜ぶはずです。
そして、愛犬に感謝の気持ちを伝えたり最後の言葉をかけてあげたりして、愛犬との最後の時間を過ごしてあげましょう。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「最後のお見送りをする」
大好きな愛犬とずっと一緒にいてあげたい気持ちになりますが、残念ですが亡くなった愛犬をずっと置いておくことはできません。
亡くなった犬の見送り方には、主に3つの方法があります。
- 火葬
- 土葬
- 自治体による引き取り
火葬
現在では、ペットの葬儀会社やペット霊園など、さまざまな民間企業があります。愛犬にもしものことがある前に、いろいろな情報を調べておくことがおすすめです。
火葬の仕方にも、合同火葬や個別火葬などさまざまなプランがありますので、あなたの希望に沿ったプランを選びましょう。
土葬
自宅の庭や私有地であれば、埋葬することが可能です。埋葬するときは腐敗臭や掘り返しなどのトラブルを避けるため、1メートル以上の穴を掘って埋める必要があります。
自治体による引き取り
ペットの火葬施設がある自治体であれば、そこで火葬してもらうことができます。火葬施設がない自治体の場合は、ゴミ扱いとして焼却されてしまいます。事前にあなたが住んでいる自治体に確認してから依頼するようにしましょう。
愛犬が亡くなったらどうする?「やること」「手続き」をご紹介!「届け出」
自治体では飼い犬の情報を登録して管理しています。その登録台帳から削除するために、愛犬が亡くなったら、30日以内にあなたが住んでいる自治体に「死亡届」を提出します。
鑑札や狂犬病予防接種済票の返却を求められることもあります。
また、血統書があるときは、登録団体にも連絡を取り、所定の手続きを行いましょう。
さいごに
いかがでしたか?
大切な愛犬を失うことはとっても悲しいことです。残念ですがいつか必ずその時はやってきます。
大好きな愛犬が亡くなっってしまった後にするべきことは、あなたが愛犬のためにしてあげられる最後のことです。その時に悔いの残らないように見送ってあげるためにも、今から準備をしておくことも大切です。
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