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犬のマイクロチップ義務化とは?登録のメリットとデメリットをご紹介します。

2019年09月30日(月)

2019年6月12日、販売用の犬へのマイクロチップ装着を義務化する議員立法の改正動物愛護法が参議院本会議で可決され、成立しました。

これにより、ペットショップなどの犬の販売業者に対して、マイクロチップの装着と所有者情報の環境相への登録が義務付けられました。

また、マイクロチップが装着された犬を購入した飼い主には、情報変更の届け出が義務付けられました。

そして、すでに犬を飼っている飼い主には、マイクロチップ装着の努力義務が課されることになりました。

 

ちょっとわかりにくいので、簡単にご説明しますね。

1.新たにペットショップなどで犬を購入する場合

販売される犬には既にマイクロチップが装着されていますので、購入時に、飼い主さんが所有者情報を登録するということになります。

2.すでに犬を飼っている場合

飼い主さんが動物病院に連れていき、マイクロチップを装着してもらって、所有者情報を登録するということになりますが、マイクロチップの装着は努力義務ということになります。

 

ということで、今回は、気になる「犬のマイクロチップ装着義務化」についてご紹介していきます。

この記事を目にされている方は、既に犬を飼われていて、マイクロチップ装着は努力義務という方が多いと思いますが、この記事でご紹介するマイクロチップ装着のメリットとデメリットを参考にしていただいて、装着するかどうか考えてみてはいかがでしょうか?

 

犬のマイクロチップ義務化!そのメリットとは?

では、愛犬にマイクロチップを装着することのメリットについて考えてみましょう。

 

マイクロチップを装着していると、「万が⼀、災害時や不慮の事故などが発生した時に、家族とはぐれてしまった場合、愛犬を⾒つけやすくなる」というメリットがあります。

マイクロチップが装着されていると、専用のマイクロチップを読み込むリーダーがあれば、その犬の識別番号を読み取ることが可能になります。

その識別番号は、複数の民間組織で管理されていて、その犬の住所や飼い主などの個体情報と紐づいていて、飼い主さんの情報を取得することが可能になります。

 

2017年の環境省の報告によると、熊本地震の際に保護された犬は、1094頭で、このうち、飼い主の元に無事に戻れた犬は400頭、そのうち迷子札やマイクロチップを装着していた犬は368頭ということでした。

 

その他にも、飼い主がペットを安易に捨てることを防ぐ、虐待することを防ぐ効果もあると考えられています。

犬のマイクロチップ義務化とは?登録のメリットとデメリットをご紹介します。

犬のマイクロチップ義務化!気になる装着方法は?

マイクロチップを装着することで、万が⼀あなたと愛犬がはぐれてしまったとしても、無事に帰ってこられる可能性が高くなりますね。

それでは、犬のマイクロチップの装着方法や、体のどの部位に装着するのか、そして、マイクロチップの登録方法などについてみていきましょう。

 

犬のマイクロチップとはどんなもの?

犬に埋め込むマイクロチップの大きさは、⻑さ1センチ 程度、幅2ミリ 程度の円筒形をしていて、犬の体内に埋め込むことになります。

マイクロチップには、15桁の識別番号が記録されていて、専用の機械で読み取ると、飼い主の情報と照合できるようになっています。

 

犬のマイクロチップを装着する場所は?

マイクロチップの装着は、動物病院で獣医師が行います。埋め込み専用の注射器を使って体内に埋め込みます。埋め込む場所は、皮膚の下の皮下組織であればどこでも可能ですが、首の付け根の背中側に埋め込むことが多いです。

基本的には、注射だけなので、麻酔はしませんが、犬が暴れてしまう場合には全身麻酔や鎮静をしたりすることもあるようです。

また、マイクロチップの埋め込みは、その他の避妊手術や去勢手術と⼀緒に行うことも可能です。

 

犬のマイクロチップ義務化!気になる費用は?

ペットショップなどで犬を購入する場合は、すでにマイクロチップが装着されているので、販売金額に装着費用が含まれている場合が多いですね。そして、飼い主さんの情報登録に1000円程度の登録費用が必要になります。

すでに飼われている犬でマイクロチップを装着する場合は、動物病院で装着をお願いすることになります。

実施する動物病院によって、必要な費用は異なりますが、数千円から1万円程度で埋め込むことができます。飼い主さんの情報を登録をするのにも費用がかかりますが、動物病院の費用に登録料も含まれている場合もあります。

また、マイクロチップの装着を推進する目的で、自治体や獣医師会から助成金が出る場合もありますので確認してみましょう。

 

犬のマイクロチップ義務化!情報の登録方法は?

情報の登録は、マイクロチップを埋め込んだ後に飼い主さんから日本獣医師会に、「識別番号」「氏名」、「住所」、「電話番号」などを記載した登録用紙を郵送することになります。

飼い主さんから送付した情報は、日本動物愛護協会、日本動物福祉協会、日本愛玩動物教会、日本獣医師会によって構成される、「動物ID 普及推進会議(AIPO)」のデータベースに登録されます。

AIPO のデータベースに登録された情報は、動物病院や動物愛護センターから照会することができるので、もし、マイクロチップを装着された動物が、動物病院や警察署、動物愛護センターで保護されると、マイクロチップの情報から、飼い主さんの情報にたどり着くことが可能になります。

犬のマイクロチップ義務化とは?登録のメリットとデメリットをご紹介します。

犬のマイクロチップ義務化!マイクロチップ装着のデメリットは?

ここまでご紹介してきたように、万が⼀飼い主さんとはぐれてしまった場合に、マイクロチップが装着されていると、愛犬が戻ってくる可能性が高くなり、とっても安心ですね。

ここからは、マイクロチップを装着することにデメリットはないのか見ていきましょう。

 

マイクロチップを体内に装着するようになって、まだ日が浅いですが、現在までのところ、マイクロチップが犬の体に何らかの悪影響を及ぼしたという報告はされていません。

唯一デメリットとして考えられることが、犬が病気になったときのCT検査やMRI検査で問題になる可能性があるという点です。

 

マイクロチップの中には金属が入っているので、CT検査やMRI検査をしたときの画像では、「ハレーション」といってマイクロチップを埋め込んだ部分が光ってみえてしまったり、その領域がブラックホールのように黒く抜けた画像になってしまうことがあります。また、全体的な画像も少しブレた画像になることもあり、診断が難しくなる場合もあります。

 

また、マイクロチップを埋め込む体の部位は、背中側の首に埋め込むことが多いのですが、犬の皮下組織はルーズで空間がありますので、当初埋め込んだ場所から移動してしまうことがあります。

 

マイクロチップ装着が義務化されてまだ日が浅いので、何とも言えませんが、大きなデメリットは報告されていませんので、今のところ安心と考えてもよさそうですね。

 

犬のマイクロチップ義務化!装着したマイクロチップを取り出すことはできる?

よほどの事がない限り、装着されたマイクロチップを取り出すことはありませんが、MRI検査などで、装着されたマイクロチップが邪魔になる場合、取り出すことがあるようです。

MRIの検査部位によっては、背骨の中の脊髄が含まれていることが多く、正確な診断を下すために、マイクロチップを取り出すことがあります。

マイクロチップを取り出す時には全身麻酔下で触診、あるいはX線透視画像をみながらマイクロチップの位置を確認して、その上の部分だけを切開してマイクロチップを取り出して縫合することになります。

 

さいごに

いかがでしたか︖

ご紹介してきたように、現在のところマイクロチップを装着することに大きなデメリットは報告されていませんし、マイクロチップ装着のメリットは非常に高いと考えられています。

ぜひ、この記事を参考にして、マイクロチップについての理解を深めてみてください。

そして、あなたの愛犬のために装着すべきかどうかを検討してみてくださいね。

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