最近、愛犬が言うことを聞いてくれないという悩みはありませんか?
そんなときは、全てのしつけの基本である、「おすわり」から見直してみましょう!
「おすわり」なんて、いまさら・・・
なんて、軽く考えないでください。「おすわり」は、全てのしつけの基本となる、とっても大切なしつけなんです!愛犬の再しつけをするには、まず、第一歩である「おすわり」から見直してみましょう!そして、愛犬との信頼関係を再構築してから、しつけ直しをしていきましょう。
Contents
犬のしつけ「おすわり」のメリットを再確認
「おすわり」の姿勢は、犬が落ち着きやすくなる姿勢です。つまり、「おすわり」の姿勢をすることで、犬の興奮を静めることができます。「おすわり」には、主に次のようなメリットがあります。
- 愛犬の衝動的な行動を抑えて、事故を防ぐ
- 他の犬や人に対して、迷惑になる行動を防ぐ
- 愛犬と飼い主さんの間の主従関係を築く
「おすわり」を教えておくと、愛犬を危険から遠ざけ、また、人や犬に迷惑をかける心配もなくなるので、飼い主さんも安心です。
特に、しつけの見直しにおいては、「おすわり」を実行することで、飼い主さんに従うという服従心を高めることができ、飼い主さんと愛犬との間の主従関係が明確になります。
犬のしつけには信頼関係が大切です
犬と一緒に生活していくには、飼い主さんと愛犬との間に信頼関係を築くことがとっても重要になります。愛犬との間の信頼関係は、しつけを行うことで、徐々に作られていきます。
愛犬が言うことを聞いてくれないのは、日々の生活の中のどこかで、愛犬との信頼関係が崩れてしまっている可能性があります。
まずは、一番簡単なしつけである、「おすわり」から見直していきましょう。
愛犬のしつけ動作に「手の動き」「言葉」を紐付けるのがポイント
犬は、「おすわり」は「座ること」という理解はできません!「おすわり」のコマンドを聞いて、「自分のお尻を床につけてそのままでいること」と認識しています。「おすわり」を覚えさせるポイントは、愛犬の動作に、手の動きと言葉を紐付けて覚えさせることです。
愛犬の動作
「おすわり」とは床にお尻をつけて、そのままいること。
手の動き
しつけには、アイコンタクトが重要になります。しつけの第一歩であるおすわりでは、愛犬が飼い主さんの目を見られる位置がおすすめです。飼い主さんのあごあたりで人差し指を一本立てるジェスチャーがおすすめです。
言葉
「おすわり」「シット」など、愛犬がおすわりの姿勢になるためのコマンドです。わかりやすいものを1つ決めましょう。
犬のしつけ「おすわり」を教えましょう
しつけはアイコンタクトが大切です。愛犬の目をしっかり見て、アイコンタクトを意識しましょう。
step
1「手の動きだけ」
- 犬の正面に座ります。
- おやつを(人差し指1本のばした状態で)手に握ります。
- その手を犬の鼻先に近づけて愛犬の気を引きます。
- その手を真上に少しずつゆっくりと上げていきます。犬がのけぞるような感じがポイント。
- そうすると腰が下がりお尻が床につく状態になります。手の動きは、最終的に飼い主さんのあごの下あたりに持っていくようにします。
- お尻が床についたら、「上手」ってほめて、おやつをあげます。
ほめるときは、良い動作をしたとき「すぐにほめる」がポイント!犬の短期記憶は2~3秒程度です。
何度か繰り返して、まずは「手の動きだけ」でできるようにしましょう。
おやつは、毎回あげずに、徐々に減らしていきましょうね。
犬が手に飛びついてくる場合は、届かないようにあごの下の位置にします。
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2「手の動きだけ」と「手の動き+言葉」
「手の動きだけ」でできるようになったら、「手の動き+言葉」を付け加えてみます。
「手の動きだけ」と「手の動き+言葉」をランダムに繰り返します。
何度か繰り返して、「手の動きだけ」、「手の動き+言葉」のどちらでもできるようにしましょう。
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3「手の動きだけ」と「手の動き+言葉」と「言葉だけ」
「手の動きだけ」、「手の動き+言葉」のどちらでもできるようになったら、「言葉だけ」を付け加えて、3つのパターンにしましょう。
「手の動きだけ」、「手の動き+言葉」、「言葉だけ」をランダムに行ってみましょう。3つのどのパターンでもおすわりの動作ができるようになったら完成です。
さいごに
ここまでできるようになると、愛犬の名前を呼んで人差し指を伸ばした手をあごの下に持っていくだけで、愛犬が「おすわり」の姿勢をとり、じっと飼い主さんの目を見るように(アイコンタクト)なります。この状態は、飼い主さんのことを信頼し、次の指示を待っている状態です。次のしつけコマンドを出せばしっかりと実行できるはずです。
このように「おすわり」は、すべてのしつけの基本となるとっても重要なしつけです。しつけ直しをするのであれば、まずは「おすわり」を見直してみてください。
また、「おすわり」は、どんな場所でもどんな時でもできるようになると、愛犬をコントロールできてとても安心です。さまざまな状況で「おすわり」ができるように練習を繰り返すことが大切です。
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