今回は「トイプードルの赤ちゃん」についてのお話です。
この記事では、
- トイプードルが妊娠してから出産までの過程は?
- トイプードルの出産で生まれる頭数は?
- 愛犬のきょうだいの頭数は?
- トイプードルの赤ちゃんの大きさは?
- トイプードルの赤ちゃんの食事は?
というトイプードルの赤ちゃんについての基本的なことをご紹介していきます。
トイプードルの妊娠から出産、そして赤ちゃんから子犬になるまでの過程がわかります。そして、気になるあなたの愛犬の「きょうだいの頭数」を確認する方法もご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
Contents
トイプードルが妊娠してから出産までの過程は?
トイプードルの妊娠期間は、他の犬と同程度で、だいたい63日間です。
出産の時期は、母犬の様子を観察していると判断することができます。
- 落ち着きがなくなる
- 息が荒くなる
- 食事を食べない
- 嘔吐してしまう
母犬にこのような様子が見られてくると、「出産が近くなってきたサイン」です。出産に備えて準備を始めましょう。
犬の出産の過程は、子宮の収縮が始まり胎水が流れ出してきて、時間をかけて1頭目が出てきます。最初の子が出てきてから最後の子が出てくるまで、3時間から4時間程度かかります。場合によっては、もっと時間がかかることもあります。
トイプードルの出産で生まれる頭数は?
1回の出産で生まれる頭数は、大型犬になるほど多くなる傾向にあります。トイプードルは、もともと体が小さい犬種なので、1回の出産で3~4頭くらいと言われています。しかし、個体差がありますので、少なければ1頭、多ければ7頭くらい出産する母犬もいます。
もしかしたら、
「何頭出産するのか確認する方法はないの?」
って思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、何頭くらいお腹の中にいるのかは、妊娠から1か月目くらいの時にお腹を触診すると分かると言われています。事前に産まれる頭数がわかると、準備するのに助かりますね。
愛犬のきょうだいの頭数は?
あなたは、愛犬トイプードルの「きょうだいの数」はご存じですか?
ここでは参考までに、「愛犬が何匹きょうだいか?」の見分け方をご紹介しておきます。
きょうだいの数の見分け方は、血統書を見れば分かります。
まずは、大切に保管してある「愛犬の血統書」を準備してください。
血統書の表面には、愛犬の名前や生年月日、血統の情報が記載されていますが、今回は血統書の表面ではなく「裏面」に注目します。
血統書の「裏面」の上部に、「登録日」「出産頭数」「登録頭数」「一胎子登録番号」と並んでいるので、上から2番目の「出産頭数」を確認してみてください。
そこには、牡〇牝〇というふうに、数字が記載されていると思います。
ちなみに、我が家の愛犬「ノエル」と「クロエ」の血統書には、
ノエルの場合: 牡 1 牝 0
クロエの場合: 牡 1 牝 1
と記載されています。
つまり、ノエルは「一人っ子」で、クロエは「兄弟が1匹いる」ということになります。
犬の一人っ子は珍しいみたいですね。
あなたの愛犬はいかがでしたか?
さっそく確認してみてくださいね(笑)
トイプードルの赤ちゃんの大きさは?
生まれてきたトイプードルの赤ちゃんの大きさにも個体差がありますが、以下におおよその大きさをご紹介します。
- 体重 約150~200グラム程度
- 体高 約7センチ程度
- 体長 約7.5センチ程度
手のひらに乗るくらいの大きさです。とっても小さいですね。
トイプードルの赤ちゃんは毛色が退色する?
生まれた時はとっても小さいトイプードルの赤ちゃんですが、日毎に大きく成長していきます。成長にも個体差がありますが、だいたい半年から遅くても1歳までにカラダの大きさが完成します。
ペットショップで並んでいる子犬は、まだまだ大きくなることが考えられますので、「こんなはずじゃなかった・・・」ということに注意しましょうね(笑)
実は、トイプードルの赤ちゃんの特徴として、生後数か月くらいから、毛色の退色が起こる場合があります。退色の主な理由は、体内で合成されるメラニンの量が関係しています。メラニンの量が足りないと毛色が薄くなるという現象が起こり、生まれた時はレッドだったけど、徐々にアプリコットっぽく退色したりしてきます。もし退色してしまっても、その色が「本来の毛色」なので、気にしないようにしましょう。
でも、どうしても気になるという方のために・・・
毛色の退色を予防する方法として、チロシンという栄養素を食べさせる方法があります。チロシンはメラニンの合成を促す栄養素です。つまり、チロシンを配合したフードを食べさせることで退色の予防ができるようです。参考にしてみてください。
トイプードルの赤ちゃんの食事は?
ここからは、「トイプードルの赤ちゃんの食事」について、成長の時期別にご紹介していきます。
生まれてすぐ
分娩直後約72時間に分泌される母乳は「初乳」と呼ばれ、赤ちゃんの成長にとても重要なものになります。この「初乳」を介して病気に対する免疫が母犬から子犬へと受け継がれます。
生後5週目頃まで
初乳は、生後1週間ほどすると「成熟乳」になります。
トイプードルは、平均3~4頭くらいの赤ちゃんを出産します。産んだ数が多いと、弱い赤ちゃんに母乳が渡らず衰弱してしまったりすることがありますので、全部の赤ちゃんに母乳がいき渡っているか、毎日体重を計測して確認する必要があります。
体重の増加が思わしくない場合は、「代用乳」を与えるようにしましょう。
生後5週目頃から生後2か月頃
生後3から4週ほど経つと、赤ちゃんに「乳歯」が生えてきます。このころになると、母犬の食べているフードに興味を示すようになりますので、様子を見ながら「離乳食」に切り替えていきます。
離乳食は子犬用のフードをふやかして粥状にして与えましょう。
離乳後は
トイプードルの子犬はとても活発で運動量も多めなので、しっかりとフードを与えます。
ふやかして粥状にしていたフードは、徐々にドライフードに切り替えていきます。
生後2か月程度の場合、1日の食事回数は3回程度が理想です。1日の適正量が72グラムの場合、1回の食事で約24グラムのフードを食べることになります。
トイプードルはよく食べてよく活動する犬種ですが、カロリーの摂りすぎによる肥満には注意するようにしましょう。
特に室内飼いの場合は運動不足になりやすいので、日々の健康管理が大切になります。マッサージを兼ねて愛犬の身体を触ってみて、痩せすぎていないか、太りすぎていないか肉付きをチェックするようにしてください。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、トイプードルの赤ちゃんについてご紹介してきました。
犬を飼う場合、生後数か月の子犬をお迎えされる場合が多いと思います。犬の赤ちゃんの事って意外と知らなかったという方が多いのではないでしょうか?
そして、もしかしたら「大好きな愛犬の赤ちゃんを見てみたい!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。その時はぜひこの記事のことを思い出して参考にしてみてくださいね。
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